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2023.09.11

エアコンの設置費用はいくらかかる?

エアコン設置費用の基本

エアコンの設置費用は、エアコンの種類、設置業者、設置環境など様々な要素によって変動します。その中でも特に重要な要素を3つご紹介します。

まず、エアコンの種類によって費用は大きく変わります。壁掛け型、床置き型、天井埋め込み型など、エアコンの種類によって設置に必要な工事が異なり、それに伴って費用も変わります。

次に、設置業者によっても費用は変わります。業者によって工事費用の設定が異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

最後に、設置環境も費用に大きく影響します。設置場所や配管の長さ、電源の状況などによって追加の工事が必要となり、費用が上がることがあります。

エアコン設置費用の相場

エアコン設置費用の相場は、エアコンの種類や設置業者によりますが、一般的には2万円から5万円程度とされています。

しかし、これはあくまで一般的な相場であり、具体的な費用はエアコンの種類や設置環境、設置業者によって変わります。

そのため、具体的な費用を知るためには、設置を検討しているエアコンの種類と設置環境を明確にした上で、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

配管に必要な長さと費用

エアコン設置には配管が必要となります。配管の長さは設置場所によりますが、一般的には5m程度必要とされています。

配管の長さによって費用も変動しますので、事前に確認しておきましょう。配管の長さが4mを超える場合、追加料金が発生することが多いです。

また、設置場所が2階で室外機を1階に設置する場合などは、配管の長さが5m以上必要となることがあります。

エアコン設置の注意点

エアコン設置にはいくつかの注意点があります。特に費用に影響を与える要素を2つご紹介します。

設置環境による費用の変動

エアコン設置費用は設置環境によっても大きく変動します。

例えば、2階から1階への設置や、壁の材質、配管の長さなどが費用に影響を与えます。特に、壁の材質によっては追加の工事が必要となり、追加料金が発生することがあります。

木造やモルタル壁、ALC壁は、標準工事で対応可能な事業者が多いですが、コンクリートやタイルの場合は追加料金が発生することが多いです。

追加工事料金の目安

エアコン設置には追加工事が必要な場合もあります。例えば、電源の増設や配管の延長などがそれにあたります。これらの工事は追加料金が発生するため、事前に確認しておきましょう。

エアコンの機種によってプラグの形状、電源の種類(単相100Vか単相200V)電気容量(アンペア)が異なります。

コンセントの形状や電源の種類を取り付けるエアコンに合わせて変更する工事は、それぞれ2,000円前後が相場です。

エアコン設置の種類とそれぞれの費用

エアコン設置の種類によっても費用は変動します。主なエアコン設置の種類とそれぞれの費用について見ていきましょう。

壁掛け型エアコンの設置費用

壁掛け型エアコンは一般的なエアコンで、設置費用は比較的安価です。しかし、壁の強度や設置場所によっては追加費用が発生することもあります。

壁掛け型エアコンの設置費用の相場は2万円から3万円程度ですが、壁の材質や設置場所によっては追加工事が必要となり、その分費用が上がることがあります。

床置き型エアコンの設置費用

床置き型エアコンは大型で、設置費用は壁掛け型よりも高くなります。また、床面に十分なスペースが必要です。

床置き型エアコンの設置費用の相場は5万円から10万円程度ですが、エアコンの大きさや設置場所によっては追加工事が必要となり、その分費用が上がることがあります。

天井埋め込み型エアコンの設置費用

天井埋め込み型エアコンは、設置費用が最も高いですが、見た目がスッキリとしており、空間を有効に利用できます。

天井埋め込み型エアコンの設置費用の相場は10万円以上となりますが、天井への埋め込み工事が必要となるため、その分費用が上がることがあります。

天井への埋め込み工事は専門的な技術を要するため、その分費用が高くなります。

エアコン設置費用を抑える方法

エアコン設置費用を抑えるためには、設置業者の選び方も重要です。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

また、エアコン設置の需要が低い時期に設置を行うと、費用を抑えることができます。

例えば、冬季などは設置業者のスケジュールも比較的空いているため、費用を抑えられる可能性があります。

さらに、設置場所を工夫することで、配管の長さを最小限に抑えることができ、設置費用を抑えることが可能です。

まとめ

エアコン設置費用は、エアコンの種類や設置業者、設置環境など様々な要素によって変動します。

そのため、設置を検討する際は、これらの要素を考慮に入れて、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

また、設置費用を抑えるための方法もありますので、参考にしてみてください。